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アフターコロナに向けての6月近況と方針

まずはじめに、新型コロナウィルス感染症に罹患された方々には心よりお悔やみ申し上げます。

Torteでは緊急事態宣言中も条件付きで営業しており、皆様方のご協力のおかげで誰も健康被害をうけることがなく夏を迎えることができました。

 

信じて来てくださったお客様

気遣って控えていただいたお客様

本当にありがとうございました。

 

現状、大阪では感染がほぼ止まりましたが、依然として油断は禁物です。

コロナ禍において苦労したのは、情報の混迷です。

とくに「マスコミ(ワイドショー)はあてにできない」と感じました。

情報は自分からキャッチし取捨選択していくことがとても重要と感じ、なんとなくの対策ではなく具体策を持ってサロン運営を進めることが大事だと確信しました。

一石を投じるわけではないですが、ゼロリスクを求めコロナが完全に無くなるまではと過剰対策に講じるのは

▪️そもそも無くならないウイルスと思ったほうがいい
——感染したり今後できるであろうワクチンで抗体が出来たとしてもインフルのように効果は1年といわれている。
▪️だから対策に終わりどきがない
——ガチガチに対策を講じることは立派ではあるが永続的に続けなければそれは今だけのデモンストレーションになってしまう。

だからこそ

なるべく必要な対策だけを終始徹底していく

ことが大事だと思っていますし従業員への疲弊やストレスを減らすことで免疫に気を使うことも対策のひとつです。

たとえば「空間除菌は意味がない」という見方で興味深い記事があります。

—-消毒剤の噴霧や空間除菌の実施については、どう考えるべきか。
これは飛沫感染と接触感染の2つの感染ルート、いずれも断てないため、一考にも値しないというのが答えになる。
飛沫は、人から人へ瞬間的に飛ぶ。もし私が目の前でくしゃみをすれば、0.1秒後にしぶきは目の前の相手の鼻の中だ。わずか0.1秒で飛ぶものを、「空間除菌」で「除菌」などできない。手が汚染された場合は、手全体に消毒液をつければ効果的だが、霧状ではウイルスが半分になったとしてもすべては死滅せず、顔を触ってしまったら感染する。
出典:DIAMOND ONLINE

こういった裏付けを提示されると「なるほど」となりますよね。

今回の第一波を教訓に何が必要で何が不必要なのかはっきりした部分がありますので美容室として運営していくための最低限の感染予防オペレーションをまとめます。

・店内において従業員のマスク着用徹底(飛沫感染予防)
・こまめな手洗い消毒(接触感染予防)
・素手で目、鼻、口に触れない(接触感染予防)
・雑誌がわりのタブレットを使用する度に消毒徹底(接触感染予防)
・お客様の手指消毒常時配置(接触感染予防)
・お帰りの際はなるべく従業員によるドアオープン(接触感染予防)
・基本営業時間短縮(10:00〜カット最終受付18:00)
etc…

ほとんどが接触感染予防に集中させているのは罹患される方の大半が接触感染だからです。

見えない脅威だからこそ、対策の具体化、絞り込みが大事だという方針で固めました。

 

生活様式の変化を余儀なくされてしまった100年に1度のパンデミック。

本当どうなるかわかりませんよね…ここまで大ごとになるとは…

不幸中の幸いか日本はコロナこそ世界的に見ればマシでした。おかげで客観的に見つめることも出来たのでそこは良かったです。

今後、本当の脅威はウィルスではなくそこにつけいる「人」かもしれませんし、「自然災害」かもしれません。

 

とりあえずは今できることを柔軟に精一杯やっていきますので引き続き変わらずご愛顧いただければありがたいです。

長くなってしまいましたがここまで読んでくださりありがとうございました。

 

お客様から頂いた「報われる」お手紙