カラーで肌が荒れたことがある方へ

ちょっと理屈っぽいカラーの話になりますが、身体のことは大事なので専門的なことも踏まえてお伝えします。

 

ヘアカラーで起こるアレルギー

一般的にヘアカラーとされるものは酸化染料といい、1剤(酸化染料、ジアミン)と2剤(過酸化水素)を混ぜて作るもののことをいいます。

よくあるアレルギー反応によるカラーかぶれは1剤のジアミンによって起こることが多いです。アレルギー以外で起こるカラーかぶれは一過性で肌がカラーに過敏に反応している状態です。これは様々な要因で起こり、一過性なので「いつもはかぶれたりしなかったのに」という事も多いです。

 

お肌がデリケートな方へ

最近多いんです、アレルギーや乾燥などで肌が敏感な方。

ここからはぼくの見解であってその限りではないですが、現代人は様々な外的要因、内的要因、生理的要因からストレスを抱えることが多くそれはデリケートな部分にこそ影響すると考えています。

肌、そして頭皮も例外ではなく、影響を受けやすい場所と言えます。

肌や頭皮の外的要因ストレスの例としては、不規則、バランスの悪い食生活、寝不足、紫外線、お肌に合わない もしくは洗浄力の強いシャンプーなどによる乾燥やタンパク変性

内的ストレスとは精神的なものから身体に影響を与えることをいいます。(これは特に原因がわかりにくいですね)

生理的要因としては、アレルギーやアトピー性皮膚炎などが考えられます。

 

デリケートな方へおすすめのカラーアプローチ

肌が敏感なせいでカラーを諦める方もいらっしゃいます。

いや!私はカラーしたい!って人に僕が推奨してるのはマニキュアでもヘナでもなく、、、

根元1mm空けです。

そんなことかよ!とか言わんといてくださいね。難しい技術なのですよ。

 

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こんな感じです。これ、うちの奥さんなんですがカラーに弱いので1mm空けです。

 

頭皮のカラー用保護スプレー、クリームはしっかりした上で(これは全員にします)、頭皮にはカラー剤をつけず、髪だけにアプローチする方法がなぜオススメかというと、、、

理由① 1mm空けても仕上がりは通常のカラーとほぼほぼ変わらない。

理由② マニキュアはハイトーンの髪(明るい髪)か白髪にしか染まらない

理由③ 純ヘナは時間がかかる上にオレンジっぽくしか染まらないし白髪にしか染まらない

ちなみに肌がデリケートな方に対してこの方法は何年も前からやっていますが、1度もかぶれたとかは聞いたことはないです。

あと妊娠中のカラーを心配される方にも喜ばれます。(どうするかお聞きした上で、普通に塗っても平気=7割・1mm空ける=3割くらいの割合です)普通にカラーしても平気と言われるお医者さんは多いようですが。

そしてあまりにカラーに敏感な人、カラーのあと顔がパンパンに腫れたとか、カラーのあと頭皮から血が出たとか、、、そういった相当弱い方は1mm空けであっても通常のカラーは避けたほうがいいでしょう。(といってもトラウマになってて染めれないでしょうが、、、)カラー剤は揮発(気体になる)するので本当に弱かったら1mm空けても気体になったカラーに反応するかもしれません。

そしてハイトーンの明るめカラーは揮発する量が多いので、落ち着いたトーンがオススメです。

 

担当美容師さんにはなんでも相談して

過去にこんなことがあった。こんなことが心配なんです。などなどなんでも遠慮せず相談しましょう。親身になってくれない美容師さんは居ないはずなので^^

 

そうこうしてるうちに仕上がりました。

 

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「イノセントプラチナ」という新色です。(サンプルで入ったやつの色実験なのでまだ正式に入ってきてません、2月から入荷予定です。)

もちろん1mm空けて染めました!

 

そんなこんなで

カラーを諦めてた方も1mm空ければみんなと同じようにカラーデザインを楽しめるかも!?

ご参考までにm(_ _)m

 


 

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